
2025/03/03
”コリ”ってそもそも何?肩こりの正体を整骨院の視点から解明!
最近、肩が重い、張る、痛むと感じることはありませんか?長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで、肩や首の筋肉がガチガチに固まってしまう方が増えています。しかし、肩こりは単なる疲れではなく、筋肉の硬直や血行不良が関係しています。では、なぜ肩こりが起こるのか?そのメカニズムを整骨院の視点から詳しく解説していきます。
こんにちは!
くまもと整骨院 院長・柔道整復師の熊本です。
今日は昼頃から雪がちらついてきましたね。関東で雪が降るのは珍しいので、つい外を眺めてしまいましたが、寒さが厳しくなると体も縮こまりやすくなります。特に肩周りがガチガチに固まってしまう方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、「肩こり」の正体とその原因を掘り下げていきます。
肩こりとは何か?
肩こりとは、首や肩周辺の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こる症状です。多くの人が経験している症状ですが、その原因は人それぞれ異なります。
肩こりの主な原因
• 長時間の同じ姿勢
デスクワークやスマホの使用が多い方は、首を前に突き出す姿勢になりがちです。この状態が続くと、肩や首の筋肉が過剰に緊張し、血流が悪化してしまいます。
• 血行不良
筋肉が緊張すると、血流が滞り、酸素や栄養が十分に供給されなくなります。老廃物が蓄積し、痛みやだるさを引き起こす原因になります。特に寒い日は、冷えによる血行不良が肩こりを悪化させることもあります。
• ストレスによる自律神経の乱れ
精神的なストレスが続くと、自律神経のバランスが崩れ、筋肉が緊張しやすくなります。肩や首の筋肉が常にこわばった状態になり、慢性的な肩こりにつながることがあります。
• 運動不足
体を動かす機会が少ないと、肩周りの筋肉が衰え、血流が悪くなります。特にデスクワーク中心の生活をしている方は、意識的に運動を取り入れないと、肩こりが慢性化しやすくなります。
肩こりの種類と特徴
肩こりにはいくつかの種類があり、原因によって症状の出方も異なります。自分の肩こりのタイプを知ることで、より効果的な対策が取れるようになります。
① 筋肉の緊張型肩こり
デスクワークやスマホの使いすぎが主な原因です。長時間の同じ姿勢が続くことで、首や肩の筋肉が固まり、血行不良を引き起こします。
特徴
・肩が重く感じる
・首や肩が張る
・ストレッチをすると一時的に楽になる
② 血行不良型肩こり
冷えや運動不足が原因で、血液の流れが滞ることで起こります。特に寒い季節や、長時間じっとしていることが多い人に多く見られます。
特徴
・肩が冷たく感じる
・じんわりとした鈍い痛みがある
・お風呂に入ると症状が軽くなる
③ 神経圧迫型肩こり
首の神経が圧迫されることで、肩こりが発生するタイプです。頸椎のゆがみが関係していることが多く、放置すると腕のしびれや頭痛を伴うこともあります。
特徴
・肩だけでなく、首や腕に違和感がある
・頭痛や目の疲れを感じる
・指先がしびれることがある
肩こりが悪化すると起こる問題
肩こりは放置すると悪化し、さまざまな症状を引き起こします。
① 頭痛
肩こりが慢性化すると、首の筋肉が硬直し、血流が悪くなることで緊張型頭痛が発生します。頭が重く感じたり、こめかみが締め付けられるような痛みが出ることがあります。
② 眼精疲労
肩や首の筋肉が緊張すると、目の周りの血流も悪くなります。その結果、視界がかすんだり、目が疲れやすくなったりすることがあります。パソコン作業が多い人は、肩こりと眼精疲労をセットで抱えていることが多いです。
③ 自律神経の乱れ
肩こりが続くと、自律神経のバランスが崩れ、めまいや動悸、不眠などの症状が出ることがあります。常に肩がこっているとリラックスしにくくなり、ストレスがさらに溜まる悪循環に陥ってしまうこともあります。
肩こりを予防・改善するための生活習慣
肩こりは日々の生活習慣が大きく影響するため、少しの工夫で症状を軽減することができます。姿勢・運動・生活環境の3つを意識しながら、肩こりを予防・改善するための習慣を取り入れましょう。
1. 正しい姿勢を意識する
・デスクワーク時の姿勢を改善する
長時間のパソコン作業では、背筋を伸ばし、肩の力を抜いたリラックスした状態を意識することが重要です。モニターの高さを目線と同じ位置に調整し、キーボードやマウスを体に近い位置に置くことで、肩や首の負担を軽減できます。
・スマホの使い方に注意する
うつむいた姿勢でスマホを長時間操作すると、首や肩に負担がかかります。スマホを顔の高さまで持ち上げ、首への負担を減らすよう意識しましょう。
2. 適度な運動を取り入れる
・肩甲骨ストレッチを習慣化する
肩甲骨を大きく回す動きを意識することで、肩周りの筋肉がほぐれ、血流が改善されます。デスクワークの合間に1分程度行うだけでも効果があります。
・ウォーキングを日常に取り入れる
全身の血流を促進し、肩こりの予防に役立ちます。特に、腕をしっかり振りながら歩くことで肩甲骨が動きやすくなります。
・軽い筋トレを取り入れる
肩こり予防には、肩だけでなく背中の筋肉も強化することが重要です。軽いダンベル運動や腕立て伏せを取り入れることで、姿勢が安定し肩こりが軽減されます。
3. 生活環境を整える
・体を冷やさない工夫をする
冷えは血行を悪化させるため、冬場は特に首や肩を温める工夫が必要です。マフラーやネックウォーマーを活用し、寒い日はカイロを使うのも効果的です。
・枕や寝具を見直す
枕の高さが合っていないと、首に負担がかかり、肩こりが悪化することがあります。自分に合った枕を選び、寝返りがしやすい環境を整えることが大切です。
・入浴で血行を促進する
シャワーだけで済ませず、お風呂にゆっくり浸かることで血流が良くなり、筋肉がほぐれやすくなります。ぬるめのお湯に15分ほど浸かるのが理想的です。
整骨院での肩こり改善アプローチ
肩こりが慢性化してしまった場合、セルフケアだけでは改善が難しいこともあります。整骨院では、肩こりの根本原因を特定し、適切な施術を行うことで症状を改善します。
1. 筋肉のバランスを整える施術
肩こりは、肩周辺の筋肉の緊張だけでなく、姿勢の歪みや骨盤のズレとも関係しています。整骨院では、全身のバランスを考慮しながら、筋肉の硬直を緩め、正しい姿勢を維持できるように調整します。
2. 血流を促進する施術
手技によって筋肉の深部までアプローチし、血液循環を改善します。血流が良くなることで、老廃物の排出がスムーズになり、肩こりが軽減されます。施術後は「体が軽くなった」と感じる方が多いです。
3. 姿勢改善のアドバイス
肩こりを繰り返さないためには、普段の姿勢を見直すことが不可欠です。整骨院では、デスクワーク時の姿勢や、日常生活で気をつけるべきポイントを指導し、肩こりが再発しにくい体作りをサポートします。
まとめ|肩こりを放置せず、根本から解決しよう!
肩こりは放置すると悪化し、頭痛や自律神経の乱れなどの症状を引き起こすことがあります。しかし、適切なケアを行えば、肩こりは改善することが可能です。
・日常生活で姿勢を意識する
・適度な運動を取り入れる
・ストレスを溜めないようにする
・体を冷やさないようにする
・整骨院で専門的な施術を受ける
肩こりが慢性化している方や、何をしても改善しないという方は、ぜひ一度くまもと整骨院にご相談ください。肩こりの根本原因を見つけ、最適な施術を提供いたします。
日頃の生活習慣を見直し、肩こりのない快適な日常を手に入れましょう。
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