2024/05/03
腕の痛み
こんにちは!
取手市のくまもと整骨院です。
スポーツなどで一時的に腕をよく使った場合に痛みを感じることがあると思いますが
・腕を上にあげるとピリピリとした痛みが走る
・腕の痛みとしびれが続いている
・首から腕にかけて、重い感じがとれない
など、心当たりがないのに痛みが続くときは注意が必要なこともあります。
ケガや病気による腕の痛み
筋肉の問題
上腕二頭筋の腱のひとつは肩関節付近にくっついており
四十肩、五十肩などの、肩関節周囲炎で炎症を起こすことで
上腕から肘まで痛くなることがあります。
肩を後ろに回したり、あげたりすると
痛みが強くなる傾向があります。
肘内障、肩関節脱臼
肘内障は1歳未満~6歳くらいの子供に多い疾患です。
肘内障の約50%は子供の手を引っぱった時に起こります。
あとの半分は転んで手をついたとき、腕をひねったとき、肘を打ったときなど
多岐にわたります。
子供は骨を支える構造が未熟なため
衝撃によって容易に亜脱臼を起こします。
一方、肩関節脱臼とは、
肩を激しくぶつけたときや、転んで手をついた際に
肩の骨が関節内の正常な位置から完全にずれてしまう状態です。
肩の関節は最も外れやすい関節の一つで、
肩関節脱臼は様々なスポーツで発生します。
頚頚腕症候群
首が回らない腕や肩がだるい、痛い、肩が凝るなどといった
症状の総称です。
日常的にパソコンをよく使う人が発症しやすいと言われており
作業を中断するとよくなりますが
再開するとまた痛みがでるのも特徴です。
変形性頚椎症
首が痛いなどの局所症状のみで
手足の痺れなどの神経症状を伴わない場合は
変形性頚椎症と言われています。
頸椎性神経根症
変形性頚椎症に加えて、頸椎から腕につながる神経根が
圧迫されるために腕に痛みや痺れが出る場合は
頚椎症性神経根症です。
上を向く動作で腕に痛みが出ますので
痛みの出る動作に注意するなど、日常生活のちょっとした注意や
薬物療法などで多くの場合は手術をしなくても回復します。
また、スポーツで痛みが出る方は、運動をしばらく休むことが大切です。
頚椎症性脊髄症
肩こりや首の痛みに加えて、両手、両足にしびれが出ることがあります。
さらに、ボタンがかけにくい
字がうまく書けない、お箸が使いづらいなどの手指の運動障害、
足元がふらつくなどの歩行障害がある場合は
頚椎症性脊髄症といわれます。
この疾患は、年齢とともに少しずつ進行する傾向で
歩行障害や手指の運動障害などの症状が長く続く場合や進行するときは
手術がすすめられます。
また、転倒することで急に悪化し手足が麻痺することがあるので
注意が必要です。
胸郭出口症候群
腕へのつながる神経が通るスペースは狭く
筋肉や太い血管などが密集しています。
このため、生まれつきの構造や体格によって
神経が刺激されてしまい、
吊革につかまるときなど、腕を上にあげる動作で
首、肩、腕のしびれや痛みが生じます。
胸郭出口症候群には、
なで肩体型のために腕に行く神経が下の方に引っ張られて起こるタイプと
血管が圧迫されて起こるタイプがあります。
20~30歳くらいの女性に多く
肩周囲の外傷や頸椎捻挫などでも発症することがあります。
頸椎椎間板ヘルニア
加齢変化による頸椎の変化によって
脊髄からわかれて足の方へゆく
神経根という神経が刺激されたり、圧迫されたりして痛みが起こります。
中高年の人ではパソコン画面などを遠近両用メガネをかけながら
首をそらせて見ていることが原因となることがあり
肩から腕にかけて痛みが生じます。
痛みは軽いものから耐えられないような痛みまで程度はそれぞれです。
一般的に頸椎を後ろへそらせると痛みが強くなるので
うがいをすることや、上を見ることが不自由になります。
足の感覚の障害や筋力低下が生じることも少なくありません。
腕の痛みの対処法
日常生活上に原因がある場合、対策により腕の痛みを予防できることがあります。
腕の使い過ぎ
同じ動作を繰り返すことや無理な力をかけることは腕の負担になりますので注意しましょう。
腕をよく使う場合に気を付けること
繰り返しの投球動作、自分の限界を超えた力仕事
不安定な姿勢でのタイピングなどは避けましょう。
おわりに
腕の痛みについて書いて来ましたが、当院に来院される方のほとんどが、筋肉の使い過ぎによる痛みや腕全体の血行が悪くなっていることによる痛みです。
腕への血行が悪くなると運動するための酸素が不足します。その状態で運動を続けると筋肉を損傷しやすくなったり痛みを感じます。
くまもと整骨院では患部はもちろん腕全体の血流を改善させていくので施術後は腕を動かしやすくなるのを実感できると思います。
腕に痛みを感じたら我慢せずにまずは一度お電話でご相談ください。
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