手首の痛み
2024/05/20
手首の痛み
こんにちは!
取手市のくまもと整骨院です。
よく使う部位である手首の痛みは、生活、仕事、家事、勉強などあらゆる場面で不自由を感じやすい症状と言えます。
手首の痛みにはどのようなものがあるのでしょう?
ケガによる手首の痛み
骨折・脱臼・捻挫など外傷性の痛み
患部に外傷性の強いストレスがかかった時に生じる痛みで
骨折の場合、手首やその周囲の骨が折れると通常は強い痛みや腫れがありますが
高齢者の方の場合、骨粗しょう症で骨がもろくなっていることが多いため
少しの衝撃で折れることがありますので注意が必要です。
また骨折していても関節内の骨折の場合腫れがでないこともあり捻挫と見誤ることもあります。
転んで手をついたなど手首周辺に怪我をしてしまった場合は早期に当院にご相談ください。
ケガ以外の手首の痛み
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
腱鞘は指だけではなく手首の親指側にもあり
ここで起こる腱鞘炎を「ドケルバン病」といいます。
手をよく使う人や、妊娠出産期の女性、更年期の女性に多いと言われています。
最近では、スマホの使い過ぎによる発症に注意が必要だと言われています。
症状は手首の痛みや腫れで
親指を広げたり、反らしたり、動かしたりすると強い痛みが出ます。
ばね指
腱鞘炎が進行するとばね指という症状が起こることがあります。
腱鞘が厚くなったり、硬くなったりすると
通り道が狭くなって腱の通りが悪くなり、
こすれて腱の一部にも炎症が生じて腫れてしまいます。
すると腫れた腱の部分が腱鞘に引っ掛かり
指がスムーズに曲げ伸ばしできなくなるのです。
さらに指を動かそうと強い力を加えた時に腱の腫れた部分が
カクンとはねるように腱鞘を通過してばね指が起こります。
キーンベック病(月状骨軟化症)
手首の関節にある月状骨という丸い形の骨が
血行不全により壊死し、つぶれてしまい
痛みや握力低下などの症状が現れる疾患です。
骨折や手の使い過ぎで起こりやすくなると考えてられています。
また、職業的に手をよく使用する青壮年男性や
高齢の女性にもよくみられる疾患です。
ガングリオン
関節の周辺に米粒大からピンポン玉くらいの
ゼリー状の物質が詰まったようなできものが出来る病気です。
神経の近くにできると、痛みやしびれ、動きにくさにつながり
筋肉の腱の近くにできると動きの妨げになり
手首にできることが多いと言われています。
日常生活上でできる対処法
手指の使い過ぎを防ぐ
腱鞘炎は手指を動かす腱鞘に過度な負担をかけることが原因ですので
使い過ぎないことが予防の第一歩です。
長時間の継続的な作業はなるべく避け、
ときどき休憩をはさみ、ストレッチなどを行いましょう。
キーボードを打ったり、マウスを操作する際は
手首の固定をするサポーターや、手首の負担を軽減するクッションなどの
グッズを活用するのもよいでしょう。
スマホを操作するときは片手だけではなく両手を使うなど
一部に負担が偏る動作を続けない工夫をしましょう。
また、産後の女性は抱っこやおむつ替えなど
赤ちゃんのお世話で休まず手指を使うため腱鞘炎になりやすいです。
家族と分担したり、手首に負担のかかりにくい抱っこの姿勢などを工夫するとよいでしょう。
おわりに
手首は日常的によく使う部位です。
身体の動きにも深刻な影響を与える可能性があるため
異常や痛みを感じたら早期に治療を開始することが大切です。
手首周辺に痛みを感じたら我慢しないでまずは一度お電話でご相談ください。
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