テニス肘
2024/05/10
テニス肘
こんにちは!
取手市のくまもと整骨院です。
テニス肘とは、スポーツなど手首を使った時に発生する肘痛です。 テニス肘には、バックハンド型の上腕骨外側上顆炎と フォアハンド型の上腕骨内側上顆炎の2つがあります。 外側上顆炎の場合タオルを絞る動作やものをつかんで持ち上げる動作をすると 肘の外側から前腕にかけて痛みが生じます。 その一方で、安静にしているときは痛みが生じないことが多いです。
テニス肘の原因
中年以降のテニス愛好家に生じやすいのでテニス肘と呼ばれています。 テニスによる原因はボールインパクト時の衝撃が手首に伝わり そのストレスが肘の筋腱付着部に及ぶ為です。 上級者よりも、初心者・中級者の方が受傷しやすいです。 受傷要因の根底には、オーバーユースによる 疲労性障害があります。
テニス肘の予防・対策
適切な休養
手首を反らせる動作、物を握る動作など 日常生活において痛みが生じる場合は、 しばらく運動を休止しましょう。 また、日常生活においても可能な限り 痛みの生じる動作を避けましょう。
筋の柔軟性の回復
運動を休んでいる期間は、筋の柔軟性を回復させる為に 肘の外側に付着する筋のマッサージや 手首周囲の柔軟性を改善するストレッチを行いましょう。
適切なラケットの握り方
テニス肘を患った方の中には、 中指や人差し指を中心にラケットを握ってしまう人がみられます。 中指や人差し指を中心とした握り方は 肘の外側に付着する筋の過緊張の原因となるので 正しいフォームを会得する必要があります。
再発予防
疼痛が減弱した後に肘の内側の筋力を鍛え始めましょう。 肘や手首へのストレスの集中を回避する為には 肘の内側の筋力や体幹や肩甲骨周囲の筋力強化が重要です。 また、筋肉だけでなく、関節の周囲もほぐすために ストレッチを十分に行うことが大事です。 ゴルフやテニスではプレー前後に必ず行いましょう。
おわりに
部活のレギュラー争いや試合に勝つため、どうしても練習量が増えてしまいますが、
痛みを我慢しながら練習をしても症状を悪化させるだけでなく悪いフォームが身についてしまいます。
怪我は初期処置が重要です。テニスをして肘に痛みを感じたらお早めに当院にご相談ください。
テニス肘の専用のサポーターもご用意しております。
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